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しつこくてすみません。
「オペラ座の怪人25周年記念公演」についてまだ語ります。
DVDには「日本語1」と「日本語2」の2種類の日本語字幕が入っています。
最初「日本語1」で見ていたのですが、これが劇団四季の台本をベースにされた字幕。
「こんな意味あいのこと、歌ってないんだけど」と違和感を覚え、「日本語2」で見てみました。
これはほぼ歌詞に忠実に翻訳されています。
結果、いやー、翻訳の違いでこうも感動も違うものか、と率直に思いました。
私の「オペラ座の怪人」初見は劇団四季ですが、音楽と美術の完璧さに圧倒され、大好きなミュージカルの一つになりましたが、イマイチ感動できなかったのは、もしかしたら劇団四季の翻訳台本のせいではないかしら?とさえ、今さらながらに感じ入ります。
例えばね、怪人がクリスティーヌに向かって「私の音楽に命を吹き込めるのはお前だけ」と歌っているところ、劇団四季版では「二人は歌うのだ」となっている。
ね?
全然意味合いが違ってくる。ファントムがなぜクリスティーヌにこだわったのか、というのが劇団四季版では、はっきりと伝わってこないのです。
それで気づきました。
私、日本で訳詞で聞く輸入ミュージカル(もちろん歌詞の意味100%わかる)よりも、実は歌詞の意味100%わからなくても原曲で聞くほうが感動できた経験のほうが多いのです。
「レ・ミゼラブル」しかり「エリザベート」しかり。
たぶん・・・ですけど。
役者さんは与えられた歌詞やセリフを舞台上で表現します。
もともとの翻訳がオリジナル歌詞より劣っていたとしたら、
そりゃあ役者さんの表現も違ってくるよなぁ・・・、と。
まぁ日本語への翻訳は字数とか制限があるからオリジナル歌詞のまんまにはいかないにしても、やはりその「世界観」は表現してほしいな、と思います。
それから、この25周年記念公演の主役2人、以前に続編の「Love Never Dies」にも主演していた2人だからこそ、「Music of the night」がめっちゃエロかったんだなぁ、とも思いました。「Love・・・」ではクリスティーヌがファントムの子供を産んでいるという設定ですから、「Music・・・」の場面がまさに“ソレ”だと表現したのかしら?と思います。
ラミン・カリムルー氏は年齢的にもあと20年はファントム演じられるストライク・ゾーンにいると思うんですけど、「もう演じない」とインタビューで答えているとか。(超残念)
でもたぶん、シエラ・ボーゲスと演じたこの25周年記念公演がラミン本人にとっても「最高のステージ」だったんだろうなぁ、と思うと、ラミンの心理も理解できます。
それにしても・・・本当に25周年記念公演を映像化してくれて、ありがとう!と心の底から思います。キャメロン・マッキントッシュ氏はやっぱり最高のプロデューサーですなぁ。
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